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進捗のご報告・確認・調整を
棟梁・監督を筆頭に関連業者・職人がこだわりを説明いたします。

瓦職人による着目ポイントの説明

完成後は隠れてしまう本瓦葺き工程を職人が情熱を持ってお伝えしました。

木(宮大工さん)も大変だけど瓦も大変だわ。こりゃ。と施主様の感嘆の声を聞き、担当の瓦職人は思わず涙が溢れそうになりました。

八角堂だから必要な難易度の高い瓦の組み合わせ。この部分に使われた瓦は特注品です。

定例会中は実際の作業工程もご覧いただきます。

職人も自分たちの苦労や工夫、そして持ち前の技術を施主様に直に伝えることができる機会は、仕事への張り合いを持つという意味で、とても大切な時間です。
施主様に絶賛いただいた瓦職人による魂を込めたプレゼンの様子をご覧ください。


飛鳥工務店による施工の流れ
ご要望のヒアリング
各担当職人との調整
進捗のご報告・確認・調整
今後の製作品デザイン・工法・使用素材のご提案、施主様のご承認
親子二代の夢、八角堂建立に挑む
職人の技術力が試された愛染堂の隅木取り付け

隅木は軒先端部に配置する木のことで取付いたときには斜材になります。この御堂は8本あり、一本一本違う曲がりの桧を使用する為、水平に見た時に高さが分かるよう漢数字で墨入れしている様子です。

大きな木ですが、実際見えてくるのは30%程度で、残り70%は隠れてしまいますが、強度が不可欠ですので、こういった材木が必要になります。
このように一本ずつ墨付けすることによって、木の育ちや性格を理解しどこに配置するかも決める大事な工程です。

いよいよ加工された隅木が設置されていく様子です。

目標の高さまで数ミリ下げる調整の様子。

納まった様子。
納まると外部構造と内部構造の八角形の骨組が隅木によって位置が決まり、建物全体が固まってきます。

掛け矢で納めていきます。

軒先側からも呼吸を合わせ、タイミング良く納めていきます。

納める際に出る木の音
伝わってくる振動の感覚
を意識しながら叩きます!

無事納まり、棟梁が各場所での高さ確認をしていきます。
後世に残る貴重な愛染堂隅木取り付けの工程の様子をご覧いただけます。
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職人たちを照らす光
自身の技への誇りと張り合いを感じたその瞬間、私たち職人は最大の喜びを実感するのです。

足場が撤収され青空に映える軒、そして瓦屋根を写真におさめる施主様

お堂が完成し、新造された仏様が設置された日。どの工程にも一切の抜けがない。という施主様からの讃辞に、職人一同涙が込み上げました。

落慶法要祝賀会にてひざまずき、私共の親方にねぎらいのお言葉をかける施主様。二代目の棟梁に言いたいこともたくさんあったでしょうに。とあたたかな心配りをいただきました。